失った歯とかみ合わせの回復に、入れ歯に変わる治療法として インプラント は1950年代後半にスウェーデンにて開発されました。その後の研究と治療と治療成績から、1980年代に顎骨に親和性の高い金属であるチタンが応用され、さらにそれまで様々な形態をしたもの(ブレードタイプ、シリンダータイプなど)から現在の
インプラント の形態が確率されました。臨床においてそれらを確立し、治療では術者には手技的には困難であるが様々な症例に対応可能な手術法の2回法を応用したインプラント
である Branemark®(スウェーデン)の インプラント が、欧米の大学病院と総合病院を中心に普及してまいりました。
日本においても1990年代に入り、Branemark®とやや対応症例に制限はあるものの手技的には簡便な1回法の
ITI®(スイス)の インプラント が輸入され、急速な勢いで普及をはじめました。
現在は両社とも1回法、2回法を商品化し、250社にも達したともいわれている インプラント 製品の主流を成しています。1990年代後半には骨結合を高めるため、インプラント
の骨内への埋入法であるFixture表層にハイドロキシアパタイトによる酸化処理を行った製品(HAコーティング)が開発され現在使用されています。
当医院の院長、副院長は Branemark®、ITI®、さらに Branemark®のインプラント
の開発スタッフが新会社で インプラント を商品化した Astra®(スウェーデン)の、現在世界的に
インプラント の主流を成している3社すべてのライセンスを取得し、当医院の非常勤医である東京医科大学口腔外科のインプラント専門外来医と難症例への応用を目的にチーム医療を行っています。また、インプラント
上部構造の作製には、米国UCLAの講師でもある Labolatory スタッフに作製依頼しており、完成度の高い インプラント を提供しております。
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